8mmビデオのDVDダビングをサボってたら再生デッキ逝く!どうするデジタル化
わが家には子供の赤ん坊の頃から撮りためた8mmビデオの録画済みテープが500本超あるんです。早めにデジタルデータ化しとかないとアカン、と思いつつ放置してたんですが、先の休日、久々に一本だけ観ようと思ってデッキで再生しようとしたら、なんと機械が逝ってました。まあ、もうかれこれ20年以上前の製品ですから仕方ないんですけどね。
で、ウチの8mmビデオ再生機器は、若き日にボーナスをつぎ込んで買ったソニーの初代ハンディカム TR-55 、8mmデンスケのPage1、VHS/Hi8のダブルデッキの3台があるんですけど、唯一動作するカメラも老衰でもはやボロボロ。画質も酷くてとても500本ものダビング再生に耐えません。
もう修理部品も無いし、かといってソニーの純正8ミリビデオ再生機器の Sony GV-D200 や GV-D800、ビデオウォークマンGV-HD700 などは2011年9月ですでに生産終了してて、中古品や新古品はエラい高価になってます。
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・ ソニー8mmビデオ関連製品ラインナップ一覧(Amazon)
ま、安い中古モデルをオークションで探して購入してしまう手はあるんですが、そのあとに来る500本分のダビング時間とデータの整理作業の手間を考えると、うんざりしますわね。
もっと早めにDVDやブルーレイディスクにデジタル化しとくべきだったんですけど、先送りしといて良かった部分もあるんですね。というのは、外付けハードディスク(HDD)の大容量化と価格が大幅に低下したことや、クラウドサービスが発達したので保管コストが数年前よりかなり安くなってますから。
業者のダビングサービスも今ならまだ8mmビデオやミニDVに対応してるし、ダビング価格も数年前より値下がりしている模様。やるなら今でしょ!てな感じで今回考察してみたワケであります。
8mmビデオ再生機器購入か業者のダビングサービス利用か
まずはマスターテープの再生をどうするかですね。張り込んで8mmビデオ再生機器を買うか、ダビング業者のサービスを利用するか。
アマゾンで調べてみると 中古の8ミリビデオデッキ が30000円前後で出てますが、ヘッドの消耗やモーターのヘタりなどを考えると中古品はちょっと不安。前述の純正 Sony GV-D200 や GV-D800、ビデオウォークマンGV-HD700 などは在庫新品で15万円以上してます。マスターテープも活かして今後も観たいという人は張り込むしかないでしょうね。こちらの場合は購入を急いだほうが良さそうです。
自分でダビングをする時間の余裕の無い人は、やっぱり業者のダビングサービスが正解かも。楽天で調べてみると、DVDへのダビング1本(120分)が850〜880円(キャンペーン価格で通常は1400円)のところがありました。こっちの方が断然楽ですが、500本なら40万以上かかるなあ(汗)。
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・ 8ミリビデオテープからDVDへのダビング/コピーサービス
晴れてDVDやブルーレイディスクにデジタル化を完了しても技術の進歩は日進月歩。またDVDが時代遅れになってしまい、同じことの繰り返しになる可能性は大です。それにDVDにしてもそんなに頻繁には観られないですから、この機会にDVDからHDDに編集保存しておくのが吉でしょう。
デジタル化した映像はさっさとHDDに編集保存すべし
たとえばよく観るビデオや大事な録画は、バッファローが出してる デジタルフォトアルバム おもいでばこ PD-1000(1TB)などに移してテレビに繋いでおくと、観るのにも使い勝手が良さそうです。DVD保管より管理も容易だしリモコン付きで便利ですよ。新モデル(1TB)の実勢価格は30000円以上してますが、せっかく整理してもサクサク観られないと意味ありませんからね。
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・ BUFFALO デジタルフォト・アルバム おもいでばこ 1TB PD-1000
(最安値比較:Amazon/楽天市場/Yahoo!ショッピング)
ビデオテープ1本分のデータがおおむね10GB超だそうですから、1TBで100本分くらいの目安ですかね。おもいでばこ(1TB)の場合、17Mbps/H264の動画収録が114時間分可能なんだとか。
...となるとウチは5TBは必要なのか。まあ60分テープがほとんどだし、クズビデオも多いから大事なのだけにして整理すればなんとか納まるでしょ。もちろん、パソコン用の大容量HDDやストレージに保管するもヨシですが。
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・ 大容量 外付けハードディスク人気製品(Amazon)
つうわけで、録画8mmビデオテープを厳選して業者のダビングサービスに出し、納品されたDVDからHDDに再度落として、テレビやPCで観るというのがいちばん正解かな。けっこうお金かかりそうですが、やるなら今が最後のチャンスかもです。
では今回はこんなところで。