家庭用雨水貯留タンクをDIY設置したい!人気製品や補助金などを調べてみた

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家庭用の雨水タンクを縁側や庭に設置してるお屋敷をよく見かけます。あまり見てくれは良くないですけれど、ウチもあれでガーデニングの散水分くらい賄えたら助かるかもと、ちょいと調べてみました。

ウチの庭はマジで猫の額(三坪)ほどで、地面の半分にコンクリを被せてしまったので、土の部分はそんなに多くありません。しかしヨメが園芸にハマって植木や草花のプランターや鉢をズラリと並べだしたので、夏場毎日水撒きしてるとこれが結構水道料金に響いてくるんですね。

そこで家庭用雨水タンクの設置ってどない?と気になったワケ。ウチの大屋根から流れて来る樋が、都合よく庭の土部分に近いところを通って下水に入ってて、軒下のコンクリ部分に設置スペースがあるんです。

通販で家庭用雨水タンクを調べてみると、容量はだいたい200リットルくらいのが標準のもよう。設置は雨どいの途中をカットして分岐パーツを着ける加工が必要ですが、不器用なわたしでも、これくらいの加工ならなんとかDIYでできそうです。

製品によっては、降り始めの雨水はタンクに入れずに雨量が安定してから貯めるようになってたり、浄化フィルターが付いてるモデルもあります。

しかしウチの片屋根がいったいどれくらいの雨水を受けてるのか設置してみないと全く検討が付かないから困りますね。実際200リットルも溜まるんですかね? それから水量が少ないときでも散水に十分な水圧がかかるのかとちょっと不安。

庭が殺風景になるからデザインにはこだわりたい

あと購入するタンク自体のデザインや色にも拘りたい。せまい坪庭にどん!と不細工なのが鎮座するのは鬱陶しいですからねえ。

国産メーカーでは、
コダマ樹脂ミツギロンパナソニックタキロン などが主流どころ。大容量かつリーズナブルで人気製品になってるのが、ホームローリー です。

海外製品では、ハーコスター Harcostarビーグリーン BEGREEN などの英国製雨水タンクがメジャーどころみたいですね。

色はおおむね深緑色のプラ製が主流です。なかには白やグレーのもありますが、薄い色は見栄えは爽やかですが汚れが目立ちやすいかも。ウチは壁がアイボリーなんで置くならグレー系のがいいです。

気になるお値段ですが、ポピュラーといわれる容量200L超クラスだとだいたい3万円前後してますね。選ぶならオプションパーツが豊富なモデルが良さそうです。

また価格の安い80Lクラスのを購入し、雨量の様子見をしてあとでジョイント追加して増やすという手もアリかもしれません。まあこの方法だと設置面積を取られますが。
     ↓
家庭用雨水タンク 人気モデル一覧
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少々価格は高くても、なるだけ庭の景観を損ねないシンプルなデザイン・色の製品を選びたいですね。

購入する前に地元自治体の補助金制度をチェック

さて問題はけっこう高価な価格なんですが、自治体によっては雨水貯留槽補助金という設置助成金制度がある場合があります。ウチの住所の場合だと、容量80L以上の雨水タンクなら購入金額の半額(上限25000円)が補助されるということなんで結構助かりますね。

ただ「補助金申請はタンク購入前にする」という交付条件がありました。お住まいの地方自治体に助成金制度があるか、その自治体の 雨水貯留槽補助金 の申請条件がどうなってるか、を先に確認してからの雨水タンク購入が吉です。

この家庭用雨水タンクの補助金制度は、台風や集中豪雨時の下水の処理能力を補って都市災害を防ぐために設けられているんですが、ま、貰えるものは貰っときましょう。

このところの中国の大気汚染や原発事故の影響などで、雨水の汚染度は以前より高まってると思います。放射能汚染のホットスポット周辺の雨水タンク設置は慎重にしたほうがいいでしょうね。

飲用や入浴はまあNGにしても、夏の渇水時のガーデニング用や防火の備えなど、常に庭に非常用生活用水があるのは安心です。水道料金もいくぶん節約できるでしょうし。どの程度の節約効果が出て来るか、ちょっと楽しみです。

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では今回はこんなところで。

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