進化する加湿器 ダイソン ハイジェニック ミストとカドー エクレアとは
このところ、加湿器の機能とデザインの進化がすごいですね。今季は掃除機屋のダイソンからハイジェニックミストという羽根なし扇風機型の超音波式加湿器AM10が新登場したほか、カドーのエクレアシリーズにも新モデルのHM-C600Sやモバイル型のMH-C10U、気化式ではバルミューダのレインも人気です。
確かに電気ヒーターやエアコン暖房が主流になり、空気の汚れがクリーンになった反面、乾燥度は高まる傾向にありますから、加湿器の需要が増えたのは理解できますが、高級モデルには浮遊菌の抑制機能などがプラスされてて、もはや加湿空気清浄機とのボーダーがややこしくなってきました。
昔は石油ストーブの上にヤカンを載せてチンチロ湯気で加湿してたワケで、加湿器なんてものは弱小家電というかインテリアアイテムに近いブツだったんですが、ココへ来てイッキに高級家電の仲間入りです。つうわけで今回は話題の高機能スタイリッシュ加湿器を物色してみようと。
ダイソン ハイジェニックミスト AM10 超音波式加湿器
ダイソンが発売した加湿器 dyson AM10 は、羽根のない扇風機と同じようなフォルムの超音波式加湿器。特長は加湿器内部に必要だったフィルターやスポンジをなくし、水に紫外線UV-Cライトを当てて殺菌してから放出するので非常に衛生的だと言うこと。
また、羽根なし扇風機の技術により加湿された空気が送風されるので、従来の加湿器ではできなかった部屋全体の均一加湿が可能になったことですね。湿度の高い季節も扇風機やサーキュレーターとしても使えるというのが魅力です。
Dyson Hygienic Mist AM10 の運転音は非常に静かで、最大18時間の連続運転が可能。スリープタイマーも装備しています。適用床面積は〜8畳で、ホワイト/シルバーとアイアン/サテンブルーの2色があります。
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現在の実勢最安値は47000円前後からとなってます。加湿器に5万円の出費はちとビビリますが、夏場もファンとして使えるなら考慮する価値はあるかと。フィルター無しなので衛生的だし、メンテナンスが楽ちんなのもいいですね。
カドー エクレア HM-C600S 超音波式加湿器
デザイン家電ブランド cado の超音波式加湿器 HM-C600S は、スタイリッシュなインテリア加湿器として話題になった HM-C400 の後継機であります。
デザインがよりブラッシュアップされたほか、ミストと香りが愉しめるアロマトレイが付属して、3種類のオリジナルフレグランスも販売されました。
ミストを放出する高い金属ポール、湿度によって色調変化するLEDライトと、加湿器なのにインテリア用アートオブジェかと思わせるようなデザインですが、水タンク上部がフラットな形状になってさらにオシャレになりましたね。
こちらも抗菌仕様で、ゼオクレア・抗菌カートリッジを内部に搭載し、銀イオンでタンク内の水と室内の空気を除菌するしくみ。ただしカートリッジ(CT-C600)は年イチで交換する必要ありです。
cado EOCLEA HM-C600S の適用床面積は〜17畳。加湿能力は最大600ml/hとパワフル。1回の給水で最大24時間の連続運転が可能です。ブラックとホワイトのカラバリがあって、実勢価格は各色41000円前後で発売中。
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・ カドー加湿器 HM-C600S 17畳対応
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また、バッテリー搭載のモバイル加湿器 cado MH-C10U も登場。専用液をタンクに入れ空間噴霧することで除菌・消臭効果もあります。本体はペットボトルサイズでブラック、シルバー、ゴールドの3色がラインナップしています。
バルミューダ レイン ERN-1000SD / ERN-1000UA 気化式加湿器
おしゃれ加湿器と言えばハズせないのが、バルミューダのRainですね。真っ白な壷を思わせるデザインは、家電より置き物としてインテリアに馴染むという新発想。搭載された有機ELディスプレイに湿度や風量・水量などが表示されるのも小粋です。
こちらは気化式の加湿器ですが、空気清浄機 BALMUDA AirEngine と同じ酵素フィルターを採用し、空気を除菌してから加湿します。給水タンクをなくし、本体上部から直接注水できる楽ちん仕様。給水ボウルは外して丸洗いできるので清潔に使えます。
BALMUDA Rain の水容量は4.2L、風量5段階で適用床面積は〜17畳。スタンダードモデルのERN-1000SD-WKとWi-FiモデルのERN-1000UA-WKの2タイプがあります。
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・ BALMUDA Rain ERN-1000SD-WK(Wi-Fi非対応モデル)
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Wi-Fi対応モデルは、バルミューダの専用アプリを使えば、外出先からスマホで操作や運転チェックができる機能を搭載してます。現在の実勢価格はスタンダードが28000円前後、Wi-Fiが40000円前後になってますね。
ほかにも多彩な加湿方式の製品があります
加湿器の加湿方式には、今回紹介した超音波式や気化式のほかにもスチーム式、ハイブリッド式、自然気化式などがあります。その違いについては以前に記事をアップしてますのでそちらを参照ください。
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・ 加湿器の気化式や超音波式ってどこが違うの?
空気が乾燥すると、喉を痛めて風邪を引きやすくなるほか、スキンケアにも大敵なんだとか。湯気を立てるだけなら、低価格な加湿器が多数発売されているものの、健康や美容のプラスアルファを考慮すると、高機能加湿器もコストに見合った家電製品と言えるのかもしれません。さらに部屋に置いてみたくなるような美しいフォルムは、また別の意味で物欲の琴線を刺激して来ますね〜
ただ、加湿機能の付いたファンヒーターや空気清浄機、さらにふとん乾燥機やエアコンなども登場してますから、それぞれの役割が重複すると無駄っぽ。これからの家電は購入時に良く調べて計画的に導入しないとあとで機能がダブリまくる可能性がありますよ。
では今回はこのあたりで。
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