目もとエステ三代目と他の疲れ目マッサージ機器のコスパ等を比較考察
パナソニックのアイマッサージ美容家電「目もとエステ」シリーズに新モデルが登場しました。今回で三度目のリニューアルでありますが、初代、二代目登場時にもチェックしてきた製品なので、スルーするわけには参りません。今回は後続の類似製品とも比較して機能やコスパを見てみたいと思います。
三代目の目もとエステは、美容指向の ビューティータイプ EH-SW53 と、疲れ目指向の リフレタイプ EH-SW30 の2タイプがあります。機能に応じた2タイプに別れたのは二代目からですが、三代目では、さらにそれぞれの用途に特化したモデルに改善が進んでいるようですね。
基本的な機能は二代目モデルとほぼ同じで、給水プレートを湿らせてゴーグル状の本体にセットすると、ヒーターで温められてスチームを発生、目に潤いを与え、さらに電気パルスのリズムタッチが目の周囲をマッサージして疲れを癒すというしくみです。ではそれぞれの改良点と進化した性能を見てみましょうか。PC作業で目の疲れに悩まされているわたしとしては、まずリフレタイプに注目です。
Panasonic 目もとエステ リフレタイプ EH-SW30
疲れ目対策指向の リフレタイプ EH-SW53 は三代目になって大きく改良されました。もっとも初代モデルにリフレタイプはなかったのでこれが実質二代目なんですがね。やっぱり疲れ目解消ニーズのほうが大きいと見たんでしょうか。
まずは形状がよりスリム化され、重さも約135gと45gも軽量化されてます。オフィスや出張先に持ち運んで使う人に考慮した改良ですね。まあより軽いほうが使用時に疲れが取れやすいでしょうし。
今回は温度モードが3段階(高:約42℃/中:約40℃/低:約38℃)になりました。前モデルで若干ものたりないと感じていた、最高約40℃だったスチームの温度が約42℃と2℃もアップされているのは朗報です。ただ要注意なのは新型にはリズムタッチ機能が非搭載になってること。トントンというパルスマッサージも欲しい人は旧モデルかビューティタイプを選ぶべしです。
Panasonic 目もとエステ リフレタイプ EH-SW30 には シルバー調(EH-SW30-S)とピンク調(EH-SW30-P)のカラバリがあり、さらにベルト色を本体に揃えた限定モデルも発売中。投稿時の実勢価格は9700円前後と単機能になった分お安目に。
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・目もとエステ リフレタイプ EH-SW30-S(シルバー)
・目もとエステ リフレタイプ EH-SW30-P(ピンク)
(価格比較:Amazon/楽天市場/Yahoo!ショッピング)
二代目リフレタイプのスチームの最高40℃ではちょっとヌルくて歯がゆかったんですが、三代目の42℃なら爽快感もアップしそうです。まあ、アツアツの蒸しタオルには及びませんけども。
Panasonic 目もとエステ ビューティタイプ EH-SW53
美容指向の ビューティタイプ EH-SW53 は、二代目の うるおいタイプ EH-SW51-P の進化版ですね。改良点は「鼻あてパッド」が採用されて、装着時のフィット感を向上させるとともに、顔との密着度を高めて発生するスチームのうるおい効果をアップさせています。
スチームの温度設定は約40℃と約38℃の強弱2段階で、これは旧モデルと同じ。リズムタッチ機能は新たにモードが一つ追加されて、ゆったり弱め・強弱変化の多いリズム・クイック強弱のあるリズムの3つから選択できるようになりました。
一回の使用時間は6分または12分で、約1時間の充電で約2回の使用できます。重さは185gで旧モデルより5gの微増ですね。ビューティタイプ EH-SW53のカラーはピンク系でベルトは黒。ベルトもピンクの限定カラバリも発売中。投稿時の実勢価格は12500円前後になってます。
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・目もとエステ ビューティタイプ EH-SW53-P(ピンク調)
(価格比較:Amazon/楽天市場/Yahoo!ショッピング)
目もとにハリと潤いを与えるビューティタイプは、スチームの温熱効率を高め、リズムタッチの選択肢を増やしたのが主な改良点。デザインも二代目うるおいタイプと大きな変化はありません。コスパを重視するなら価格の下がった旧モデルを買ってもいいかもです。
アテックス ルルド めめスチーマー AX-KX500
コスパの話題がでたところで、気になってる類似物件がコレ。マッサージ機器のヒット商品が多数あるアテックスのルルドブランドから発売されているアイケア製品、「めめ」シリーズです。
ATEX ルルド めめスチーマー、ルルド めめホット、ルルド めめエア の3製品があるんですが、機能を絞った製品に分化することで価格をリーズナブルに設定しているのが、なかなか上手いなと思うところ。
なかでも魅力的なのが、温熱スチームタイプの ルルド めめスチーマー。充電式で約41℃と高い温度設定になっているほか、ヒーリングサウンド3曲を搭載して実勢価格6200円前後からとリーズナブルなのが魅力です。
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・ATEX ルルド めめスチーマー AX-KX500
ルルド めめホット はヒーター温熱のみ(電池式)のモデルで、ルルド めめエア は2つのエアバックによる加圧マッサージ+ヒーリングサウンド(充電式)です。
パナの目もとエステ リフレタイプ新型でパルスマッサージが省略され、スチームのみに単機能化されたのは、案外この低価格後発ライバルの影響があるのかもしれませんね。
breo ブレオ モンデール アイタッチ iS4
ヘッドスパやハンドリフレなど、スタイリッシュなエステ&ヒーリング機器を発売しているブレオのモンデールブランドからも疲れ目や目尻のしわ対策用途のアイマッサージ器 モンデール アイタッチ iS4 が登場しています。
モンデール アイタッチ iS4 は、空気圧によるエアープレッシャーとエステティシャンの複雑なハンドタッチを再現したタッピングで目元をマッサージするオシャレな美容機器。
内蔵カーボンヒーターで目元を約42℃に温めながら、スリープ、ミディアム、ハードの3つのモードでエアーとタッピングのマッサージが行なえます。スチーム機能は搭載されていませんが、エステシャンのようなタッチ感覚が心地良いと好評です。コードレス仕様の充電式で実勢価格は18000円前後。
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・ブレオ モンデール アイタッチ iS4
本体が折りたためる構造になっているので携帯にも便利。未来的なデザインがかっこいいです。
日立 ハダクリエ アイ MM-R01
日立から、冷却と温熱で疲れ目のケアをする美容家電、ハダクリエ アイ MM-R01 が新登場。温度制御できる半導体ペルチェ素子を採用し、目と目もとを温めたり冷やしたりしてリラックス&リフレッシュできるのが特長です。また濡れたティッシュを装着することで潤い効果もプラスできます。
運転モードは、高(40℃)低(38℃)「温モード」、約20℃で冷やす「冷モード」、10分温めて約3分間冷やす「温冷モード」の3つ。スイッチを入れて約30秒で温まる立ち上がりの速さが魅力です。充電式コードレスで実勢価格は26000円前後。
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・日立 目もとケア用 ハダクリエ アイ MM-R01
では今回はこんなところで。
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