【部屋の片付け】捨てられないなら賢く売れ!不要品買取サービスなどを考察する
マンションから戸建てに引越しして、そろそろ4年が経過するんですが、引越しした大きな目的の一つが、どんどん溜ってくる不要物の処分と整理の機会を作ることでありました。
何故ならわが家のメンバーの約半分がいわゆる「片付け」ができない人で、整理をするといっても散乱した物をまとめるのが関の山。収納場所が右から左に移動するだけ。つまり物が捨てられないのであります。
かといって強く指摘したり勝手に処分すると確実にキレるので、なだめたりすかしたりしてたのですが、雑多なものが入った紙袋がじわじわと床のスペースを浸食し続け、ほぼゴミ屋敷状態に近づいたところで、もはやこれはいかぬ。で、エイヤっと力技の引越を敢行したわけであります。
引越当初は部屋もスッキリ爽快だったのですが、そんな新居も月日が経つとともにまた不要物が増え始めて元の木阿弥に。しかしですね、そうたびたび引っ越しする訳にもいかないのであります。
捨てられないなら「売る」のはどうだと
ちまたでは、片づけコンサルタントの 近藤麻理恵 さんの著書「人生がときめく片づけの魔法」がベストセラーになり、米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出されたりしてるのを拝見しても、この筋の悩みを持つ方は相当多いようですが、本を読んで解決できる人なら苦労はしませんて。「捨破離」の奥義を体得するハードルは相当高いのですよ。
片付けのできない人の整理作業を見てますと、必要な物と不必要な物の境目がファジーで、見計らい物件が相当大きな領域を占めてしまうもよう。
衣類の場合なら、あまり着ていないので捨てるのは勿体ない。知り合いに譲ろうと思っていてそのままに。また、フリマやバザーで売ろうと決めたが機会がなくてそのままに、とか。
要するに、譲るとか売るとかまでは決心が付くのですが、捨てるのは論外というワケ。ところが、それを個々に捌く時間や機会が作れずに、いつまでも部屋の場所を占めてしまうのですね。
これを打破するには、地場の便利屋さんや買取業者に出張査定してもらい、イッキにまとめて片をつけるしかありません。信頼できる地元業者を知らない場合は、全国展開してる買取業者さんをネットでも探せます。
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・満足価格!お引越しで整理したいモノの買取【スピード買取.jp】
独居者が亡くなった時の 遺品整理買取 業者や、引越時の不要品買取サービスを利用して、一括処分してしまうのであります。
自分で作ったアートや工芸作品が捨てられないとき
また、趣味で手がけた絵画・手芸・工芸品なども、破棄するのに後ろ髪を引かれるコトの多い物件です。とはいえ、いくら自信のある作品でも、貸し画廊で個展を開いて出展・販売するのはかなり敷居が高いですしね。
そんな自作品は、ネットのハンドメイドギャラリーサイトに出展して販売すると言う手があります。
たとえば、GMOが運営している、minne(ミンネ)というハンドメイドマーケットの利用がお手軽。無料の会員登録と振込先銀行口座を入力し、売りたい作品の価格等を設定して作品を投稿すれば、おしゃれな自分のギャラリーが簡単に完成します。(詳細はリンク先右上の「作品を展示・販売したい方」参照)
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・ハンドメイド作品を販売・購入できる!ハンドメイド作品のオンラインマーケット≪minne(ミンネ)≫
ミンネでは入会費や月会費は不要で、作品が売れた時に販売価格の10.8%(税込)が販売手数料として差し引かれるシステムになってます。
自分でギャラリーサイトを立ち上げるには、サイト運営の専門知識の取得や ショップサイト作成 の手間が面倒ですし、ネットオークションサイトへの出品も初心者には煩雑な事が多過ぎます。ですからミンネのようなハンドメイドマーケットサイトの利用が手軽でおすすめですね。
書籍はブックオフと本の市場価値を査定するサービスを両用する
とても捨てにくいものの一つが書籍ですね。最近はブックオフの買取サービスが普及したので利用している人も多いでしょうが、ブックオフは基本的に新しい書籍で美しい状態の本が買い取り査定の対象になり、古い初版本やサイン本など、マニアにとって値打ちのありそうな本には価格が付かないのが難点です。
希少と思われるような古本は、古書の市場価値を調査のうえ買取価格を査定して買い取ってくれる古本買い取りサイトに出すのが良策かと。ただしこちらは逆に、新刊で美しい状態の書籍でも、古書市場に溢れているような本には高値がつきません。
↓
・市場価値で古本・DVD・ゲームの買取価格を査定 Vaboo(バブー)
なので、新しくてきれいな状態の本はブックオフに、値打ちのありそうな古書は市場価値を考慮して価格を付けてくれる買取サービスにと、選別して出すようにすれば、より効率のよい売値が得られると思いますよ。
なかなか「捨破離」ができない人も、ネット時代ならではの便利なサービスを上手に利用すれば、手間をかけずに片付けが実現するかも。さらにちょっとしたお小遣いにもなると思えば、手放す思い切りもつくというものです。
わたしの持ち物は、上記のようなサービスを利用して処分してしまい、もはやほとんど片付いたのですが、問題は片付けのできない家人約2名。頑固な両人を説得するのにはまだ相当な時間が必要なようなのであります。とほほ。
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