ソーラーパネルメーカーや補助金など住宅用太陽光発電導入のツボが...

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住宅用太陽光発電システムの導入は、自然にやさしい再生可能エネルギーということで、地球温暖化対策やCO2排出削減などのエコ観点から注目されていたんですが、工業大国のアメリカや中国がシカトを続けてるんじゃ、日本だけがしゃかりきになってても埒があきません。

しかし大震災や原発事故、また日本の景気低迷にようやく回復の兆しがさしたこともあって、最近ではソーラー発電の経済的メリットのほうが重視されて来たようです。株高、円安でデフレから脱却できるのは嬉しいですけど、そのぶん原油価格が割高になりますからね。

住宅用の太陽光発電にも余剰電力の固定買取制度が適用され、国や自治体の設置補助金制度が施行されている現在、導入のメリット・デメリットはどんな感じになっているのか? 導入のタイミングはいつなのか、ちょっと気になったので調べてみたのであります。

自分ちの屋根に太陽光パネルを設置して、十分に自家用や売電用の電気が発電できるかは、屋根の設置面積や日照条件がキーになります。一般的な4人家族の家庭だと、おおむね5kW程度の発電能力のあるシステムの設置が目安のようです。

最近東芝が発売した、発電効率世界トップクラスの最新250W太陽光パネル、SPR-250NE-WHT-J を設置した場合でも5kWなら20枚程度が必要。パネルだけでも170万くらいは必要みたいですね。システムも加えると300万前後になるワケで、やっぱりまだまだ敷居が高いですね。

太陽光パネルには、単結晶、多結晶、単結晶系ハイブリッドなど、さまざまなモデルがあり、それぞれにメリット・デメリットがあるようです。自宅の設置環境に最適のはどのメーカーの製品か?上記の東芝をはじめ、パナソニック、シャープ、京セラ、三菱電機など、各メーカーの太陽光パネルの特徴などの比較はこちらのページを参考に。
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太陽光パネル 各メーカー最新モデルを比較してみる

で、補助金ってどれくらい出るのかというと、平成24年度の国の補助金制度では、価格の低いシステムほど多く出るようになっていて、1kWあたり設置費用が47.5万円以下のシステムで35000円(1kWあたり)。最大で175000円まで受け取れます。さらに自治体からも補助金が出る場合があります。

エイやっ、とローンを組んで設置したとして、自前ソーラーで電気代はどのくらい賄えるのか? 晴れた日の日中は家庭消費の電力はほぼクリアでき、電力会社の電気を使うのは夜間のみで済むみたいです。夜の電気料金が安いプランを選び、さらにオール電化にすると年間の電気代が1万円程度で削減できるとか。

風の強い場所なら、風力発電とのハイブリッドシステム にする手もあります。風があれば夜でも発電できるので、電力会社から買う電気をほぼゼロに減らせます。ま、設備投資はかかりますけどね。

さてお次は、余剰電力の電力会社への売電です。現在の買い取り価格は10年据え置きで1kWhあたり42円。売買は自動的に行なわれ、売った電気分が契約口座に振り込まれて来るとか。これは、自家発電のモチベが上がりそうですね。

イザ実際に太陽光発電を導入しようとすると、やっぱり素人にはコストやシステムのわかりにくい分野であることは確かです。高価な買い物ですしね。特に中古住宅だとなおさらで。

自分ちに導入する場合のコストや償却期間などの収支を大掴みに把握するのには、必要事項を入力すればコストの見積りをしてくれる無料サービスサイトを利用するのが便利。業者によっては質問に回答してくれる場合もあります。そんな無料見積り比較サイトをいくつかこちらに。
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太陽光発電一括見積り.com
太陽光発電見積りナビゲーション タイナビ
太陽光発電システム見積比較.com

ちょっと前までは、太陽光発電システムの原価償却は10〜20年と言われていましたが、最近ではパネルの発電効率アップや価格低下、補助金や売電制度などで、さらに前倒しが可能になったようです。

まあ、ソーラーハウスはまだまだ高価な買い物ではありますけれど、今後は電気買取価格が下がり、補助金制度も順次終了される見込み。現在フツーに使ってる電気にも付加金がプラスされてることを思うと、いま導入しておいて損はないタイミングのようですが。。。如何せん先立つものがなかりせば...(汗)

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