洗濯機の買い替え コスパで選べば日立か東芝製のタテ型上級機だよね
先週あたりから、わが家のロートル洗濯機の調子がなんだかおかしい。脱水中の異音と振動がだんだん大きくなってきたんですが、またよりによって、こんなややこしい時期に没るのだけは勘弁してくださいよ、ねえ。
というわけで今回は、ネタを洗濯機のリサーチに変更。近々来ると予想される、ガタン!シーン...となったときの買い替えに備えて、最新モデル洗濯機の機能や価格、売れ筋ランキングなどを調べておくことにしました。
昨今の洗濯機選びのポイントといえば、洗浄力・省エネ(低消費電力と節水性)・時短・付加機能(仕上げ設定・洗濯槽自動洗浄など)と、それからもちろん価格なんですが、もうひとつ大事なのが耐久性と寿命かと。これ新製品だと判断しにくいのが難儀なんですが。
大型白物家電は、価格も高いし長期にわたって毎日使う物ですから、省エネかつ頑丈な製品を選んどくのが賢こそう。多機能搭載して割安な製品よりも、機能シンプルで高価な製品を買っといたほうが、作りがしっかりしていて壊れずに長持ちすると思うんですね。
今どき、全自動洗濯機というとドラム式洗濯乾燥機が主流なんですが、こちらは構造が複雑で価格も高い。さらにヒーターで乾燥させるので消費電力も増えます。ドア前の設置スペースも必要だし。マンションなどで天日干しが困難な家庭ならドラム式かもしれませんが、最近のタテ型高級機には乾燥機能付きのモデルも発売されてます(ただしドラム式の乾燥より消費電力はかなり多くなりますけども)。
なんで、構造がシンプルで洗浄力があり、価格も比較的リーズナブルなタテ型洗濯機のほうが、よりコストパフォーマンスが良いんじゃないでしょうか。ドラム式とタテ型のハイエンドモデルだと、おおむね10万円くらいの価格差がありますから、これは大きいです。
次は耐久性であります。発売後の年数が経ったモデルなら、レビュー等を調べれば不具合の大小を把握することも可能ですが、新製品はそういうワケにはいきませんから厄介です。洗濯機や冷蔵庫なんてのは最低10年は故障なくフツーに動いてもらわないと困る。
この辺は、やっぱり自らの経験と永年使って来た人の口コミで信頼できるメーカーの製品を判断するしかありません。洗濯機・冷蔵庫などモーターの出来に左右されやすい家電は、日立、東芝、三菱などの重電系企業のほうが、なにかと評判が良いように思います。
わが家の悲鳴をあげ始めた洗濯機は、平成4年に買った日立製のKW-60R3というモデルで、なんと現在22年目でありますが、今回の異音まで一度も故障せずに毎日せっせと洗濯を続けて来ました。さすがは「モートルの日立」であります。実家の洗濯機も東芝製で、かれこれ15年故障なしであります。
パナソニックやシャープなど弱電系メーカーの家電には、便利でユニークな新機能搭載などの魅力はあるんですが、やっぱり洗濯機は丈夫が一番。パナやシャープは別ジャンルの製品でお世話になるとして、こと洗濯機に関しては日立か東芝で決めたいと思うのであります。
これらの考察から買い替えるべき洗濯機は、メーカーは日立か東芝のタテ型で洗濯容量は8〜10kgタイプ。耐久性を考慮して価格高めの上級モデルを選び、しかも機能がシンプルな機種てなとこか。
製品を調べてみると、日立のタテ型ハイエンドモデルは、ビートウォッシュ BW-D10SVで、東芝ならザブーン AW-90SVM 。いずれもヒーターによる乾燥機能が付いている「タテ型全自動洗濯乾燥機」です。
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◯価格比較:日立 BW-D10SV
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◯価格比較:東芝 AW-90SVM
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風による乾燥機能のみの「タテ型全自動洗濯機」の上級機だと、日立 ビートウォッシュ BW-10SV、東芝 ザブーン AW-90SDM というところ。
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◯価格比較:日立 BW-10SV
(楽天市場/Yahoo!ショッピング/Amazon )
◯価格比較:東芝 AW-90SDM
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脱水したあとは、お陽様に干したほうが気持ちが良いんで、別にチンケな乾燥機能なんていらないんですが、上級機になると付けるのがお約束みたいです。まったく日本の家電っていうのは、やたらとチマチマ付加価値を付けて売りたがるのがイカンところですね。
「この洗濯機が高額なのは、基本洗浄力と故障しない作りのみにコストをぶちこんでるからです!」って堂々とアピールするシンプルな高額製品がもっとあってもいいと思うんですが。先日当欄で紹介した米国アイロボットのルンバ880や、英国ダイソンのサイクロン掃除機みたいに毅然とした製品コンセプトが欲しい。
最後は「ぼやき」になってしまいましたが、タテ型洗濯機(乾燥機能はオマケ的に考えるとしても)とドラム式洗濯乾燥機との大きな価格差を考えると、タテ型上級機を選んどくのが断然コストパフォーマンスに優れてると思います。
さて、これからさらなる最安値ショップ探索の旅に出ねばなりません。今回はここまでに。
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