炊飯器のおすすめモデルはどれ?いる機能いらない機能で選んでみると

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なかなか不景気から抜け出せないわが家では昨今、家電買い替えのたびにどんどん機種のジェネリック化が進みつつあるんですが、そんななか意固地・見栄張りと言われようが、無理のし過ぎと言われようが、断固高級ハイエンド路線を堅持してるのが、炊飯器なんであります。

予算が足りず、分割払いやあとからリボを余儀なくされても、こと炊飯器だけは象印→三菱→タイガー→東芝と、10万円前後する高級モデルをリレーしてきました。一家総出で外食する余裕も無し、高級食材のオカズを買える訳でも無し、となれば、やっぱりご飯ですよ。「ご飯が美味ければ、御菜はなんでも喰える!」です。

その現用炊飯器ですが、お釜のコーティングが少し剥がれてきて、買い替え時期が迫っております。先日書いた、タテ型洗濯機のほうが喫緊の問題なんで、炊飯器はその後に回りそうなんですが、毎年、新製品に代替りする初夏あたりが底値の物件。ここらで現行機種の機能や価格を把握しとこうかという次第です。

炊飯器選びのポイントは、「いかに美味しいご飯が炊けるか(たとえ、安米でも!)」に尽きます。つまり「釜」ですね。各メーカーのハイエンド近辺の高級炊飯器は、釜の材質と基本炊飯性能がしっかりしてるから、その辺をハズす心配が皆無。なので無理しても張り込んどくわけです。

炊きあがりの好みは人それぞれで家族うちでも異なってきますから、炊き分けなどの機能搭載により一人の好みに最適化できても、結局だれかは我慢しなきゃならないことになります。高級機はベースの炊飯能力が高レベルだから、炊きあがりの食感が各人の好みから多少振れても、全員美味しく食べられるので良いんですね。

さてこのあたりで、炊飯器メーカー各社の2014年現行ハイエンドモデルの機能をざっと比較してみますか。いちおう5.5合炊きで見てみましょう。注目するのは「内釜」と「炊き分け(食感・銘柄米)」と「その他の特徴」であります。

上級クラスになると美味いご飯が炊けるのは当たり前なんで、自分ちにとって付いてて嬉しい機能といらない機能で篩いに掛けて、あとは実勢価格で最適モデルを選べばいいんじゃないでしょうか。なかでも最新トレンドな機能が大方搭載されてるのが、パナソニックと三菱電機の高級炊飯器ですね。

Panasonic Wおどり炊き スチーム&可変圧力IHジャー炊飯機

パナソニック SR-SPX103 は、内釜がダイヤモンド竃釜でIH制御のWおどり炊き機能がウリ。銘柄米の炊き分けはスマホ連携で追加更新が可能です。

最近のパナの白物家電は旧三洋電機の技術が合体してるので、なかなか見どころが多いんですが、ウチ的には銘柄米の炊き分けやスマホ連携のスマート機能は不要ですね。

頻繁にブランド米の銘柄を変えて楽しんではいるのですが、たぶん炊く時に設定変更するのを忘れます。現状の白米・無洗米でさえ切り替えるのをしばしば忘れるので、使いこなすの無理そうな感じ。

しかし、保温中のご飯をスチームで再加熱して炊きたての味に戻す「200℃スチーム」機能は魅力的。ウチでは長時間保温になることがけっこう多く、パリパリやベトベトの残りご飯を食べるのがちょっとうんざりだからです。
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◯価格比較:パナソニック SR-SPX103
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追記:2015.5現在の最新モデルは SR-SPX104です。

MITSUBISHI IHジャー炊飯器 蒸気レスIH本炭釜

三菱電機 NJ-XW104J は内釜に本炭釜を採用。キューブ型ボディがおしゃれな蒸気レスIHで、お米の銘柄20種の炊き分け機能を搭載してます。食感の固さ5段階、粘り3段階の設定が可能なので、マメに調節したい人には便利かも。

わたし的に注目なのが重力センサーの搭載により米の重さで炊飯の調節をしてくれること。他のモデルは沸騰するまでの時間で量を検知してるので、浸し時間の案配はスルーしてるもよう。でもウチ的には蒸気レスは必要ナシ。ご飯が炊ける時の香りと湯気はどっちかというと、あったほうが嬉しいくらい。
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◯価格比較:三菱電機 NJ-XW104J
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追記:2015.5現在、新モデル NJ-XS105J / XW105J が発売されてます。

パナと三菱のはトレンド機能全部入りで至れり尽くせりなんですが、ウチ的にはいらない機能が多いんですね。銘柄炊き分け機能などの付いてない、タイガー、象印、東芝の高級炊飯器のほうが、シンプルなぶん価格が内釜の材質や基本炊飯性能に、より載っかってるんではないかと。

TIGER THE炊きたて 土鍋圧力IH/象印 南部鉄器極め羽釜

タイガー JKX-S100 は、本土鍋内釜の採用で、お好みの「おこげ」が食べられるのが魅力。食感や銘柄の炊き分け機能は非搭載でシンプルなのも良し。土鍋内釜での炊きあがりは未経験なので好みに合うかは買ってみないとわかりません。
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◯価格比較:タイガー JKX-S100
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追記:2015.5現在のタイガー新モデルは こちらです。

象印 NP-WS10 の内釜は、南部鉄器で広口浅底の羽釜になってます。炊きあがりの評価を入力すると、次回の炊き方を自動調節してくれる機能がユニークで、これは使ってみたい感「大」です。ただ広口の羽釜だけに、ボディがかなりデカイ。炊飯器設置スペースに余裕のあるご家庭にはオススメですね。
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◯価格比較:象印 NP-WS10
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追記:2015.5現在の象印の新モデルは こちら

TOSHIBA 真空圧力かまど炊き IHジャー炊飯器

・最後に 東芝 RC-10VWG。内釜はボテッと丸く横に膨らんだ、一品削り出し本丸釜。昔ながらのおくどさんのお釜を彷彿とさせる形状は、いかにも美味しいご飯が炊けそうなんであります。それから、釜内の圧力を下げて保温する真空技術の搭載で、24時間保温しても味の低下ナシというのもかなり嬉しい。

ウチ的にはこの東芝 RC-10VWG が最もいい感じなんですが、お値段が他の機種(実勢7万円前後)より、およそ1万円ほどお高いのが難。タッチパネルの操作ボタンなんかいらないんですけどねー。新モデル更新後に値下がりするのを待って購入の手もアリか......
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◯価格比較:東芝 RC-10VWG
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追記:2015.5現在の東芝の新モデルは 備長炭かまど本羽釜 です。

高級炊飯器はほかにも、日立のIHジャー炊飯器 打込鉄釜ふっくら御膳 などがありますが、長くなり過ぎたので割愛。まとめると、スマホ連携や銘柄米炊き分けなど、新機能を使いこなせるご家庭はパナソニック。おしゃれで蒸気ナシのをご所望なら三菱。置き場所余裕アリなら象印かな。わが家はタイガーか東芝の方向で、しばらく底値をチェックし続けることにしましょうかね。

各モデルとも、今後の新製品登場とともに実売価格が動きそうですから、ここには表記しません。ボディカラーの人気不人気でも価格は変わります。いちおう、YAHOO!・楽天の価格比較ページとAmazonの製品ページにリンクを貼っておきましたから、そちらでお値段の上下動をチェックなさってご検討くださいまし。

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たくさん載せすぎてダラダラした記事になりました。今回はこのあたりで。

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