首筋や肩こりにも対応した揉み玉付マッサージシートの良品を探してみる
*製品情報を修正・再編集しました(2016.7.17更新)。
一日中パソコンデスクに向かってナンボの生業をやってますと、疲れ目とともに肩や首のコリが最大の難敵なのですね。強烈な四十肩を通過してやれやれと思ってたら、こんどは五十肩。ドシン!ジワジワとくる鈍痛と倦怠感が非常にいやらしい。まったく人間のカラダってのは不思議なもんですな。
家電量販店などに行くと、高級マッサージチェア の試用コーナーに必ず立ち寄るという人は多いはず。わたしも毎回その筋の一流メーカー最上級品にヘタり込んで、取っ替え引っ替えお試ししつつ、濁点のついた至福のうなり声をあげているんですが、上物の価格はン十万円しますし、あのデカくて重い図体を置くには家を建て替えないとムリ。我が家に購入するのは夢のまた夢物件です。
首や肩、腰やふくらはぎに極楽の余韻を感じながら席をたつと、傍らに簡易マッサージシート2980円ナリという物件を発見。アタマにこいつをパソコンチェアに置いて仕事しながら揉み療治...の絵が浮かび、衝動的に購入してしまったんですが、いざ使ってみて高級マッサージチェアとの落差にガックリしました。そりゃ30万円と3千円ですから大違いなのは当然なんすがね。
コンパクトな簡易マッサージシートはお安く気軽に買えて良いんですが、こっちは首と肩のコリをほぐしたいもんですから、背中とモモ裏がバイブ振動するだけじゃあ頼りなくて全然あきません。イスに敷いてても普段の座り心地が良くないので、しばらく試したあとめっきり使わなくなってしまいました。
しかしですね、モミ玉付きで首すじや肩まで本格的に揉んでくれる簡易マッサージシートも何種か発売されてまして、価格も2万円から6万円くらいで買えますから、もうちょっと張り込めばわたしでも手の届く範囲です。先般、安物買いの失敗に凝りたので、今回は首・肩こり対応マッサージシートの「良品」を物色することに。
MOMIMER 家庭用電気マッサージ器 新型モミマー PMCM-390
折り畳めるコンパクトなボディながら、マッサージに必要な基本機能がしっかり押えられているのが、ピュア・メディカルの モミマー PMCM-390 という医療機器認証取得マッサージシートです。
高さ(3段階)と角度(7段階)を変えられる揉み玉付きの温熱ネックピローが搭載されていて、首筋を挟んで揉んだり、肩部分に押し当てて揉むことができます。医療機器レベルの強めのモミ設定になってるので、肩こりや首のコリに悩んでる人にはうってつけですね。
また背中と腰部分には8つの揉み玉が3次元で回転・上下動し、温熱ヒーターも搭載されているという本格マッサージ器仕様。お尻とモモ裏には3段階のバイブレーションが付いてます(リンク先の公式サイトにプロモ動画あり)。
ゴテゴテしてないシンプルデザインで作りもしっかり。折り畳んでコンパクトに収納できるのもいい。7段階にリクライニングするモミマー専用チェアが付属して、税込特別価格52760円はかなり値打ちがあります。なお本体のみなら税込45200円。このモミマーがマッサージシートの一押しモデルに決定!
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・ 本格医療マッサージシート【モミマー】に新モデル登場!
※追記:遂にバージョンアップした新モデル「モミマー PMCM-390」が登場!キモのネックピローが進化してフィット感が向上、背中のモミ玉も倍増されました。さらにシート厚が従来の3倍になって快適。もはや高級マッサージチェアはいりませんね。
ドクターエア 3Dマッサージシート
家電量販店のマッサージ機コーナーで「買う気のある」人が、今いちばん注目してるのが、このドクターエア 3Dマッサージシートなんじゃないでしょうか。お値段3万円弱にして、立体的に動く3次元モミ玉を搭載。医療機器認証を取得した本格マッサージシートなのであります。
モミ玉4つが回転しながら3次元に移動して手技のような揉みや指圧に近い押しを実現。かなり効きますぞ。座面にはバイブも内蔵(3段階の強さ調節可能)し、LEDが光って揉み玉の動きかたが見えるのも楽しい。カラバリ5色あり。
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・ ドクターエア 3Dマッサージシート
(最安値比較:Amazon/楽天市場/Yahoo!ショッピング)
ドクターエアの3Dマッサージシート、コスパはかなり高いのですが、首筋や肩のコリにはやはり、モミ玉付きネックピロー搭載の「モミマー」のほうが効きます。ドクターエアなら2台買える価格なので決断が悩ましいところ。
ALINCO アルインコ どこでもマッサージャー モミっくすキングneo
アルインコが発売してるマッサージシート、どこでもマッサージャー モミっくすキングシリーズもネックピローが搭載されていて首や肩のマッサージが可能になってます。
ただこのネックピローにはモミ玉がなく、エアー圧のマッサージのみなのがちょっと残念。腰の部分にはヒーター付きのモミ玉があり、さらにサイドにもエアーバッグで締め付ける機能が付いてるんですが...エアーバッグはイマイチ揉み加減が頼りないのと、そのぶんボディが嵩張ってデカくなるのが難ですね。
お尻の部分にバイブが搭載されてるのはマッサージシートのお約束機能ですが、肩・首のコリ重視の人はやはり上記のモミマーのほうが効きそうに思います。しかしモミっくすキングneoの実勢価格16500円前後というお値段は魅力的ですね。
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・ ALINCO どこでもマッサージャー モミっくすキングneo MCR2200
アルインコのモミっくすシリーズは モデルバリエーション も豊富に揃ってます。
THRIVE スライヴ シートマッサージャー MD-8600
スライヴのシートマッサージャー MD-8600は、モミ玉を搭載した本格マッサージシートながら価格がリーズナブルで、Amazonのベストセラーモデルになってます。首や肩は揉めませんが、折りたたみ時のコンパクト性に優れた人気製品なのでピックアップしました。
横回転する揉み玉の親指で揉まれているような感じはナカナカ良いんですが、ネックピローが付いて無いので首や肩は揉めませんしバイブレーションも非搭載。
場所をとらずに、背中のばしと腰がマッサージできれば良いという人には、実勢価格13500円前後でモミ玉付きというのはコスパ高いかと。気軽に買えてしっかり揉めるオススメのマッサージシートであります。
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・ THRIVE スライヴ シートマッサージャー MD-8600
簡易マッサージ機器はほかにも部位別やハンディ型など多種多彩な製品が発売されてますが、安価かつ使い勝手の良いのは、やはり首や肩が揉めるモミ玉を搭載したマッサージシートが正解でしょう。
3Dシートマッサージャー シーマ プレミアム
ダイレクトテレショップが販売している、3Dシートマッサージャー Seama Premium(シーマ プレミアム)は、上記 MD-8600 に温風ヒーター機能を搭載したシートマッサージャーです。
本格マッサージチェアに搭載されている楕円球型の3D揉み玉を採用。3Dサスペンションアームとの相乗効果で、親指の腹で指圧されているような揉み心地を実現したとのこと。
マッサージのバリエーションは、もみ、ゆらぎ、背筋伸ばしの3種あり、自動コースも肩・腰・全身の3パターン。さらに温風ヒーター機能をプラスした贅沢仕様ながら価格は税込24624円とお手頃になってます。
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・ 3Dシートマッサージャー Seama Premium(シーマ プレミアム)
シーマ プレミアムは揉み玉のストロークが50cmと長いうえ、幅や高さの調節も無段階に行なえるので、コッている部分を的確にマッサージできますよ。
まあ、高級マッサージチェアの揉みの極楽度にはとても至らないワケではありますが、買えるときが来るまで、肩こりは待っててくれませんからねえ(記載の価格は原稿アップ時のものです)。
では今回のぼやモノはこんなところで。