薄毛用ウィッグって実際どうよ?スヴェンソン着用の友人に訊いてみた

投稿日:

スポンサードリンク

管理人はハゲであります。しかし幸い、いまのところ丸禿ではありませんで、いわゆる頭頂部の薄毛。進行が始まったのは30代の終盤くらいからでしたか。当時は、おや?抜けてきたがな!えらいこっちゃ!と、育毛シャンプーや育毛剤を振りかけてたんですが、イケメンでもないし鬼嫁もいる身なんでもういいやと、ハゲを甘んじて受け入れることとし、バリカンで坊主にして現在に至ってます。

若ハゲや薄毛で悩んでる日本人男性は相当数いるようで、テレビCMを観てても、スカルプシャンプーや育毛ドリンク、アートネイチャーやアデランスの増毛法、マープ21の育毛法などなどが、時代を問わずバンバン放映されてますね。

先日来、湿疹治療のため皮膚科に通ってるんですが、そちらの待合室にも「AGA治療」や「HARG毛髪再生医療」などのポスターが貼ってあり、自由に持ち帰れるパンフレットは品切れ状態でした。悩んでる人の数は相当多いみたいですね。でも、育毛や毛髪再生って、結果が保証されないのに、もの凄い治療費を取られそうでビビリます。

img_aga.jpg

わたしの親しい友人に独身・丸ハゲのA君がいます。彼は若い頃から薄毛に悩んでさまざまな育毛アイテムや増毛法にトライ。給料を湯水のように投資して来たんですが、いかんせん芳しい効果を得られずじまいで、遂に自前の育毛を諦めてウィッグ(男性かつら)の着用を決意したんであります。

そのA君とは趣味が近いのでよく会って遊ぶんですけど、最近のウィッグってのは非常に進化してるみたいで、全く自然に見えて違和感がありません。見かけも心も若返り、旧友のわたしとしても、彼が思い切ったのは正解だと感じてる次第です。

頭頂ハゲで丸刈りにしてるわたしとしても、最新のハゲ対策事情は気になるところなので、今どきの育毛・増毛・かつら業界は、どーいうふうになってるのか知りたくなって、その旨をA君に訊いてみたところ、もの凄く熱〜いメールが返信されて来ました。

ウィッグの友人に着用までのいきさつを訊いてみた

彼が艱難辛苦、試行錯誤ののちにたどり着いたのが、ドイツ・スヴェンソン社のウィッグとのこと。わたしら薄毛のアマチュアには知る由もないディープな内容なので、ここにその一部を引用させていただくことにします(本人承諾済)。

 

以下青字はメールからの引用です。薄毛で悩んでる人は必見かと。
     ↓

私が育毛を諦めてウイッグに決め、スヴェンソンにてカツラーの道を歩み出したのは以下のような流れです。

社会人になってすぐの頃から薄くなりだし、各種育毛剤、育毛術等、あらゆるものを20数年間試しましたが、顕著な効果は現れませんでした。

中国から来た101とか、バンドで頭を締め付けて頭皮のツッパリを取るとかもやりました。そして今も大宣伝を続けている某増毛法までも。

あれは狭い部屋でハゲの恐怖感を煽られ、ちょっとカワイイお姉ちゃんが契約するまで帰さないというキャッチ・セールスに近いもので、泣く泣く一番安いプランの30万円のサロンに通い、10回ほど施術を受けながら機器を購入して自宅で毎日頭部に電気をあてるコースを契約しました。

しかし、そんな10回程度で効果が出るわけもなく、忙しいのに毎日家で30分も電気トントンとかしてられません。やがて、人と会ってもハゲコンプレックスが頭をもたげ、鏡やショーウインドウにハゲた姿が映るのを避けるようになりました。

なるほど、一番安い育毛コースでも10回で30万円するんですか。それを生えるまで続ける出費は大変ですねえ。当時の彼が「使ったハゲ対策費でプリウスが軽く買える」とボヤいてたのを思い出しますが、フサフサまで断固続けるとなると、頭上にレクサスやポルシェを載せて歩いてるようなコトになるワケですね。

そんな時に出合った一冊の本がスポーツコメンテーターでライターの小林信也さんの「カツラーの秘密」でした。

「カツラーの秘密」には、◯社や◯◯増毛法のウイッグに手を出し、冷や汗をかきながらズレに細心の注意を払い、風呂場で洗面器でそっと洗い、寝る時はウイッグ掛けにかけて置いておく情けなさ、など実体験にもとずくあまりに切実な告白が綿々と綴られていました。

そしてついに辿り着かれたのが、スヴェンソンだったのです。そこにはスヴェンソンと繋がって宣伝して儲けようとかそんな邪心はみじんも無く、小林さん自身もズレや外しての最大の煩わしさから本当に開放されるのか半信半疑だったいきさつが、実際に同じ病に苦しんでいる人でないとわからない懇切丁寧さで書かれていました。

小林さんの「カツラーの秘密」を読み、もうコレしかないと、目の前の深い霧が晴れて美しい眼下の景色がサーッと見えて来たような気持ちがしました。

一冊のウィッグ・カミングアウト本との出会いが「悩み無用」の境地へ導いてくれたようであります。しかし最初に被る時はハンパない勇気がいりそうですが...。

あらかじめ小林さんの本を読んでいたので、不安なくスヴェンソンの店の入口をくぐることができました。ウイッグを作るステップは、説明を受け、契約し、理容サロンでサランラップをターバンみたくぐるぐる巻きにし、マジックでその人のツムジの流れかたなどをラップの上から記します。それをカポッと外して、工場に送り、完成まで2ヶ月ほどかかったと思います。

ベースのネットに2〜3本ずつを手植えですから大変です。使う毛髪はモンゴルあたりの化学シャンプーで犯されてない自然な女性の毛髪で、日本人の女性の髪の毛は化学シャンプー等で痛んでいてウイッグには駄目なそうです。スヴェンソン社は旧西ドイツの発祥ですが、ウィッグの植毛は人件費の安い東南アジアで行なわれていると思います。

このあとにもウィッグの使用感やメンテ方法、季節寒暖の苦労など、充実内容がてんこ盛りに続くんですが、全文掲載すると超長くなるので今回はここまでに。

しかしなんですね。ズラと呼ばれて揶揄されがちなカツラですが、最近のウィッグはひと昔前とは全く別モノに進化してるようですね。

イケメンやギャルがおしゃれで着ける、ファッションウィッグなんかが流行してるのも、技術と品質の向上があってこそなんでしょう。

この流れがあるから、漫画家のやくみつる氏みたいに芸能人や文化人のウィッグ着用カミングアウトが増えてきてるんでしょうね。キャスターのヤマヒロさんのばやいは「ズラ外し」のカミングアウトでしたけども。

長くなりました。ウィッグ話の続編はまたの機会に書きましょう。お楽しみに。

◯こちらはアデランスの発毛サポート体験コース
     ↓
最新の研究から生まれた発毛サポートシステム「へアリプロ80」

◯髪の成長因子イソフラボンとカプサイシン含有の育毛サプリメント
     ↓
育毛サプリメント ダブルインパクト(育毛剤1本プレゼント)

スポンサードリンク