窓用エアコン冷房は自分で取り付けできて価格も安いけど買うの正解?

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*製品情報を更新・再編集しました(2018.8.1更新)。

窓枠につけるタイプの窓用エアコンは本体の価格も安いし、自分で取り付けができるので工事費も浮く。冷房不設置の小部屋の猛暑対策には非常に魅力的で、家電量販店に行くと、ついつい後ろ髪を引かれてしまう物件なんですが、見てくれ・騒音・防犯などを鑑みるうち、毎夏パスして来たのであります。

わが家で唯一エアコンのないのが亭主たるわたしの小部屋でして、大汗かきつつ扇風機で夏を凌いできたんですが、京町家の2階東向きの3.5畳、真夏のお天気の日には朝6時半頃からお陽さんがカーッ!!サッシ窓枠が熱で膨張して発するパキ!パキ!という音が目覚まし代わりになるという、まるで南方の営倉のような灼熱地獄。脱水症状で健康を害するのも馬鹿らしい。

安いんだからちゃっちゃと付けてしまえば快適な夏を過ごせるのに、なんで今まで窓用エアコンをスルーしてきたかというと、ひとつは大手国産エアコンブランドの製品がないこと。主流モデルといえばハイアール、コロナ、トヨトミ、コイズミなどで、安かろう...(ry のイメージがあるんですね。

    

また窓枠に取り付けるので採光が少なくなったり、騒音や振動が直接来るんじゃないかという点、さらに隙間からの虫の侵入や空き巣に狙われる心配もある。そのうえデザインも無骨なのしかありません。一旦設置すると数年は使う大型家電だけに、どーせ買うなら室外機タイプの最新エアコンが良い。ならば余裕ができるまでガマンするか、となってたワケです。

そんな折、ハイアールから冷房・ドライ・送風機能付き窓用エアコン新モデルが発売されたみたいなので、この機会に他社モデルとスペックやレビューを見て比較検討してみるかというのが今回のエントリーであります。

窓用エアコンの売れ筋モデルはどれ?

ハイアールの新型窓用エアコンは 6〜7畳用 JA-16P(実勢価格33500円前後)と 7〜8畳用 JA-18P(実勢価格37500円前後)の冷房専用2機種。

このHaier Live Seriesという窓用エアコンは前モデルから音が比較的静かという評判。新旧モデルのスペックを比較してみるとほぼ同じで、前面ルーバーまわりの意匠が若干変わった程度のマイナーチェンジのようです。
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ハイアール 窓用エアコン(冷房・ドライ・送風)JA-18P-W
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JA-16P、JA-18Pとも筐体は同サイズで、幅335×奥行256×高さ770mm重さ23kg。取り付けが可能な窓の高さは777~1410mm。別売の 専用延長窓枠 JA-E16C を使用すれば2005mmまでの窓に設置できます。標準的な取り付けは30分くらいでできるとのことですが、重いので女性が一人で設置するのはちょっとしんどいかもですね。

より安く購入したいのなら旧モデルの在庫(実勢29000円前後)を探すのも良いかと。
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ハイアール Haier 冷房専用窓用エアコン 製品一覧

ハイアールの窓用エアコンは、いわゆる中華家電ということでイマイチ不安という人も多いでしょうから国産ブランドのモデルも見ておきましょう。パナソニックやシャープなどのメジャー家電メーカーからは発売されていませんけども。

人気があるのは、コロナの冷房専用窓用エアコン CORONA CW-1618-WS(4〜6畳用)。幅335×奥行240×高さ750mm重さ21kgと、ハイアールより若干コンパクト。実勢価格は33500円前後とまあお安い。ドレン水除菌機能を搭載。

レビューを見てると、よく冷えるし音も案外静かという感想が多いですね。コロナのウインドエアコンには冷暖房兼用タイプ(CORONA CWH-A1816-WS)もあります。
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コロナ CORONA 窓用エアコン 製品一覧

トヨトミの窓用エアコンは、冷気吹きだし口がボディ中央にあるのが特徴。部屋によってはこちらのほうが効率よく冷える場合があるかもしれません。ただ運転音が気になるという感想もやや目立ちました。4〜6畳用の TOYOTOMI TIW-A180G が実勢価格55500円前後です。人感センサーを搭載した省エネ型モデルもラインナップされてます。
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トヨトミ TOYOTOMI 窓用エアコン 製品一覧

ほかにも、コイズミ KOIZUMI(小泉精機)やゼピール ZEPEAL(電響社)、YAMAZEN 山善などからも、日本製窓用エアコンが発売されてます。

すき間を作らないように設置する工夫が必要

ウインドエアコンは設置工事が自分でできるので、4〜6畳用なら3万円台前半(取り付け枠が必要な窓は5〜6千円プラス)から買える安さが魅力。冷えない音がうるさいという悪評は、最新モデルではおおむね改善されているようですが、狭い部屋の窓に設置するので、距離も近くて音が大きく感じるのは仕方ないかと思います。

問題はどうしてもできてしまう隙間。虫の侵入や窓の密閉ができないことですね。この隙間をパテやシールで埋めて使ってる人が多いみたいですが、意外な落とし穴が冬のスキマ風。窓用エアコンは冷房専用タイプがほとんどなので、冬は邪魔なだけになります。冷暖兼用タイプのウインドエアコンもありますが、こちらはお値段が高くなるのでコスパが悪い。このあたりが悩みどころですね。

今年の夏も猛暑になるのかなあ...できればなんとか堪忍していただきたいんですがねえ。家族各員がエアコンをブン回して寝ると電気代が尋常じゃないんで、貧乏の責任者たるわたしが我慢してきたんですが、窓用エアコンを付けるか否か。今夏猛暑の気配を感じてから最終決断をしましょうかね。

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窓工事が面倒なら床置型スポットクーラーという手も

安くてお手軽とはいえ窓用エアコンの工事が面倒な人は、工場や作業場など室外機を設置できない場所の冷房に使われている、スポットクーラーを置くという手もあります。

ハイアールから冷房専用の ハイアール スポットクーラー JA-SP25N が、トヨトミから冷暖・除湿機能の付いた トヨトミ スポット冷暖エアコン TAD-22GW などが発売されてます。ただし水タンクに吸水するタイプや、排気ダクトを室外に出しておく必要のあるタイプがありますから使用の際はご注意を。
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床置き型 スポットエアコン 製品一覧

記載の製品スペックや実勢価格は記事執筆時点のものですから、変動する場合があることをご了承ください。では今回はこのへんで。

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