スチームオーブンレンジ比較 最新ハイエンドモデルのおすすめはどれ？
白物家電って毎年6月ごろ新製品が発売される段取りになってるものが多いんですが、スチームオーブンレンジもそういう物件のひとつ。2014年モデルが次々と登場してます。これから暑くなる頃合いなんで扇風機や洗濯機はわかるんですけど、なんで電子レンジもこの時季に更新なんですかね？
最新の高級スチームオーブンレンジは、油を使わずに揚げ物などのヘルシー調理ができるノンフライ機能搭載がデフォルトになってるほか、食材の種類や分量を見分けて適切な自動調理を行なうという「かしこい化」に重点が置かれてます。
さらにオート調理のできるレシピも充実。レンジが賢くなったことで、おいしい料理が失敗なく簡単に作れ、しかも時短と省エネ性能も進んでますから、食生活が豊かになることは確実。高級スチームオーブンレンジは、お値段おおむね10万円超と張りますが、電子レンジ買い替えの節目が近づいてるのなら、最新の上級機をゲットしておくのが吉かと。
ヘルシー調理機能のあるスチームオーブンレンジを買っとけば、前に紹介したノンフライ調理器も要りませんから、そのぶんキッチンのスペースを有効に使えますしね。というわけで今回はメジャー家電ブランドの高級スチームオーブンレンジ2014年新モデルを比較考察してみることに。
パナソニック スチームオーブンレンジ 3つ星ビストロ NE-BS1100
パナソニックのスチームオーブンレンジ 3つ星ビストロ シリーズの2014年ハイエンドモデルが NE-BS1100です。新モデル最大の特長は、食品の温度を検知する赤外線センサーの能力を従来の8倍に強化した、64眼スピードセンサーを搭載したこと。
調理する食材の温度や質量をより正確に見分けられるようになったため、加熱ムラや無駄の少ない適切な自動調理が可能になり、時短と省エネにも繋がるという訳です。
また、料理初心者にも簡単に本格調理ができるオートメニューは340種ほどもあり、ノンフライ調理はもちろん、水を使わずに煮物が作れる機能も搭載。冷凍の肉や魚をそのまま焼けるモード、冷めた惣菜を上手にあたためる機能もあります。
パナソニック スチームオーブンレンジ 3つ星ビストロ NE-BS1100 は庫内容量が30L、スマホ連携のエコナビ搭載モデルで、ルージュブラックとホワイトの2カラーがあります。通販各ポータルでの実勢価格は95000円あたり。比較はこちらを。
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◯価格比較：パナソニック NE-BS1100
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3つ星ビストロの2104年モデルには、オート調理メニューの種類が少ない NE-BS901 や、スマート機能やエコナビを略した下位モデルもラインナップされています。
日立ベーカリーレンジ ヘルシーシェフ MRO-NBK5000
日立の過熱水蒸気オーブンレンジ2014上位モデルは、ベーカリーレンジ ヘルシーシェフ MRO-NBK5000です。このラインはベーカリー機能とスチームグリル機能を持ち、504種のオートメニューを搭載する多機能オーブンレンジであります。
新モデルの特長はノンフライ料理や発酵食品を用いたヘルシー調理メニューが強化（161種）されたこと。油を使わないノンフライ調理のオートメニューも前モデルの20種類から55種類に増え、なんとコロッケやあじフライまで作れちゃいます。
また、生地の練りから焼きまでを自動でできるベーカリー機能も改良され、パン一斤の調理時間を約90分に短縮。パンケーキや生チョコなどのメニューも追加されてますから、スイーツ作成に凝ってるご家庭にはピッタリ。実勢価格は150000円前後ですね。
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◯価格比較：日立 MRO-NBK5000
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個人的にはドアがおしとやかに閉まるソフトクローズドアが琴線。庫内容量は33Lで、カラーはパールレッドとパールホワイトの2色が選べます。
東芝 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム ER-MD500
東芝のオーブンレンジは、350℃の超高温熱風で食材を焼き上げるオーブン機能と、熱風の向きを変えつつ循環させる石窯ドーム構造が特長で、オーブン加熱と過熱水蒸気を組み合わせたハイブリッド調理のメニューも搭載してるスグレもの。
石窯ドームにより食材の旨味と水分を封じ込めたヘルシー調理ができ、ファンの熱風を左右交互に反転させて焼くオーブンは、料理の焼き色の仕上りがピカイチ。レシピは369種（パン100、スイーツ101、惣菜168）を搭載してます。
消費電力は1430Wとハイパワー。庫内容量は31Lで、ボディはグランホワイトとグランレッドの2色バリエーションがあります。最安値が145000円前後で販売中。
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◯価格比較：東芝 ER-MD500
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石窯ドーム ER-MD500には、使用頻度の高い6つの自動調理メニューがワンタッチで選べる使い勝手の良さが便利。ノンフライ調理では、鶏唐揚、ミニトンカツ、かき揚げの3種、ハイブリッド調理（オーブン＋過熱水蒸気）では鶏照焼、ハンバーグ、ピーマン肉詰の3種がピックアップされてます。
シャープ ウォーターオーブン ヘルシオ AX-SP1
もひとつ忘れちゃならないのがシャープのヘルシオシリーズですが、こちらはまだ2014年新モデルの情報がナシ。現行機種のシャープ ウォーターオーブン ヘルシオ AX-SP1は2013年の8月末に登場しましたから、今夏もそのあたりに新型おひろめがあるのかな。
ヘルシオ AX-SP1は、100℃以上の過熱水蒸気を集中噴射して、食材の脱油、脱塩、ビタミンC保存のヘルシー調理ができるのが特長。ヘルシーオーブンレンジの草分けで10年も更新してる製品だけに仕上り度は高いですね。実勢価格は現在80000円前後。新型登場前のディスカウント時が狙い目かも。
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◯価格比較：シャープ AX-SP1
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というわけで今回は、スチームオーブンレンジ2014年モデルを比較・考察してみました。わたし的には、センサー性能を強化して調理を最適化させた「賢い」レンジ、パナソニックの3つ星ビストロ NE-BS1100がイチオシかな。
何でか？ 従来のレンジでは「おかずの温め直し」の時間設定でよく失敗するんです。内部がまだ冷たかったり、爆ぜるほど加熱させたりしてしまうことが多くて。この新ビストロなら自動でしっかり調整してくれるうえ、今まで1分半かかってた温め時間が30秒くらいに短縮されるとか。これは便利に使えそうです。
記載の実勢価格はアップ時のものですので変動等ありました場合は御免ください。では今回はこんなところで。
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