フラッシュ式脱毛器の光美容機能は超音波式の美顔器とどう違うのか?
肌の露出が多くなる季節になるとムダ毛の処理が大変です。毛抜きは痛いし、エステサロンで脱毛ケアをする費用や時間がバカにならないというので、家庭用の脱毛器や美顔器などの美容家電がヒット商品になり、数年前からは大手家電メーカーも参入して機能も多様化。選択肢が広がって買いやすくなってきました。
家庭用の脱毛器は、毛抜きやシェーバーから、ローラー式、熱線式、レーザー式などタイプが多様化。ユーザーのニーズに合わせて年々機能進化してきましたが、最近では痛みや熱さや肌への負担が少ないとされる、フラッシュ式の光脱毛器が人気製品になっています。
フラッシュ式の脱毛器は、体毛の毛根部のメラニン色素に反応する光を照射して、発毛中枢を熱で破壊する方式で、処置された毛は2週間程度で抜け落ち、次にはより細い毛が生えて来るので、これを繰り返すとだんだんムダ毛が目立たなるというものです。
フラッシュ式光脱毛器のメリットは、レーザー式などと比較して痛みが少ないのと、手間がかからず短時間でケアできるところです。光のパワー調節が細かくできる上級モデルなら、自分の肌質にあった痛みの無い強度で使えるのも人気の理由。
もうひとつのメリットは、光美容器の機能を搭載した製品があること。フラッシュを照射後、肌をクールダウンして引き締めたら脱毛処理は終わりですが、付属のアタッチメントに交換すると、美顔に必要な波長にしぼった美肌用フラッシュ光に変わり、肌のコラーゲン生成や、しみ、そばかす、くすみなどをケアする、いわゆるフォトエステ同様のフェイストリートメントができるのです。
ただし本体価格が5〜7万円位するので初期投資が少々かかるのと、消耗品となるランプカートリッジの交換が必要になります。まあ買っとけば自宅で好きな時間にできるので、エステサロン通いよりかなりコスパは高いと言えるでしょう。
一般のハンディタイプ美顔器のスキンケア方法は、丸い金属板部分にプラス電位を持たせて、肌の角質層や毛穴の汚れをマイナスイオン化して吸着するタイプ、超音波・微振動・パルス信号で肌をタッピングして引き締めるタイプ、スチームで潤いを与えたり冷却して引き締めるタイプなど、いろいろあります。
↓
それに対しフラッシュ式脱毛器の美顔機能は、肌表面にキセノン光などを照射することで肌の角質を剥がしやすくして滑らかにする原理。家庭で脱毛とスキンケアが一台でできるフラッシュ式脱毛器はとてもお得で合理的な美容機器だと思います。
ではどんなモデルがあるのか調べてみますと、家電メーカー系ではパナソニックの「光エステ」やフィリップスの「ルメア」など、美容機器メーカー系ではヤーマンの「レイボーテエクストラ」やエムロックの「ケノン」などが人気製品になっているようです。
ヤーマン レイボーテエクストラ
機能やスペック、価格を考察してコストパフォーマンスが良さそうなのが、ヤーマンのレイボーテエクストラかと。おすすめの理由は、フラッシュ照射口の上にペルチェ冷却機構が搭載されていて、そのまますぐにクールダウンでき、肌への負担も少なく時短も可能になっているところですね。
またキセノンフラッシュは10段階の出力設定が可能で連続照射もOK。痛みの苦手な人や肌の弱い人は低パワーの連続照射モードを選択すれば快適に脱毛できます。さらに最大10万発もの照射が可能な長寿命ランプが搭載されていて、消耗品のカートリッジ交換をする必要がないのが経済的。
ヤーマンの男女共用最新ハイエンドモデル(日本製)で、価格は税抜き73000円ですが、現在(記事アップ時)キャンペーン中で特典付き58100円で発売されています。手に入れるならこの機会がおトクかと。
↓
・ クール機能搭載 フラッシュ光美容器【レイボーテ エクストラ】
レイボーテエクストラにはフェイスアタッチメントとヒゲアタッチメントが付属しているので男女共用の脱毛器&美顔器として使えますが、同シリーズには男性専用モデルの レイボーテ フォーメン STA-171 も発売されています。
体毛や髭が濃い目の男性が使用する場合は、照射光パワーが強めに設定されているフォーメンを選ぶべし。こちらも冷却できるクール機能が搭載されてます。
ヤーマン レイボーテ スピーディ
照射レベル5段階調節可能の光美容器にシェーバー機能も搭載して、下剃りをしながら同時に剃りながら光を照射して、ムダ毛ケアにかかる時間を大幅に短縮出来る新モデルが レイボーテ スピーディです。
フラッシュのショット間隔も最短0.75秒(連続モード使用時)と高速化されているほか、別売のクールアタッチメントを装着すれば冷却機能も得られます。
ランプカートリッジ、シェーバーアタッチメント、サングラス、ビキニエリア用アタッチメント、掃除ブラシが付属。AC電源式で実勢価格は42120円。
↓
・ヤーマン【レイボーテ スピーディ】
フラッシュ式脱毛器は痛みが少なくていいけれど、ケアに時間がかかるので、使う回数がつい少なくなってしまう、という人には レイボーテ スピーディ が最適ですね。
エムロック ケノン
エムロックのケノンは通販市場で長期ベストセラーになっているフラッシュ式脱毛器で、10段階の出力調整や6連続照射機能を搭載。顔や体各部、デリケートゾーン、美顔ケア、ヒゲ用など5種類の照射口アタッチメントが付属していて豪華です。
ユーザーのレビューも好評なものが多く、口コミ評価のかなり高い製品(日本製)です。ヒゲにも対応した男女共用モデルで、税込実勢価格は71800円前後と高価格ですが、ベストセラーモデルだけに安心感があります。
↓
・ ランキング1位のフラッシュ式脱毛器 ケノン公式ショップ
パナソニック 光エステ ボディ用
パナソニックの光エステ ES-WH71(ボディ用)は、丸い刃先のトリマーとフラッシュ照射口が搭載されていて、まずムダ毛をトリマーで剃ってから、黒い色に反応するフラッシュ光を当ててムダ毛を目立ちにくくする光美容器です。
除毛はトリマーで剃るので、フラッシュ式脱毛器とは言えないかも知れませんが、剃り後の肌を光でスキンケアするコンセプトの美容家電で、実勢価格13500円前後と上記モデルよりリーズナブルなのが魅力です。
↓
・ Panasonic 光美容器 光エステ(ボディ用)ES-WH71-P
(価格比較:Amazon/楽天市場 /Yahoo!ショッピング)
ベリッシマ フラッシュ&ゴー
比較的価格の安いフラッシュ式脱毛器にイスラエルのブランド、ベリッシマのフラッシュ&ゴー BEF-0151があります。照射レベルは5段階調節ができ、3.5秒毎の連続照射も可能。約5000回照射できるランプカートリッジが3個付属して、実勢価格26000円前後は実にお買い得ですね。上位モデルのベリッシマ フラッシュ&ゴー プラス BEF-1202(実勢価格48000円前後)もラインナップしています。
↓
・ ベリッシマ フラッシュ&ゴー BEF-0151 脱毛器
(価格比較:Amazon/楽天市場 /Yahoo!ショッピング)
フラッシュ式の脱毛器はメラニン色素などの黒や褐色に反応するセンサーが搭載されていて、毛根部のみにキセノン光をスポット照射するしくみになっているので、目やホクロなどに当てない注意が必要です。
フェイスケアはデリケートなものですから、光美容器は紫外線などの有害な波長をカットしたソフトな照射が可能で、日本人の肌に合わせて開発された日本製の上位モデルがやっぱり安心。なかでも、ほてった肌をクールダウンできる冷却機能のついた「レイボーテエクストラ」のコストパフォーマンスが高そうに思いました。
超音波式の美顔器は比較的リーズナブルですが、使った効果を実感しにくいのが難点。フラッシュ式の脱毛器&美容器なら、ムダ毛をケアしたあとに波長をしぼった美肌用フラッシュのスキンケアをすることで、エステ後のような実感が得られるのがいいですね。まあ本体のお値段は高くなりますけれども。
脱毛器が使えない敏感な肌には抑毛ジェルがおすすめ
◯ぼやモノ内関連記事↓
・電動洗顔ブラシでメイク落とし時短が人気らしいけど脂顔でもOK?
・ミネラルファンデーション人気4ブランドのお試しセットを比較する
・置き換えダイエット食品の味・腹持ち・コスパを比較考察してみる