冷凍冷蔵庫の買い替えならどれ?各メーカー新型の特長を比較してみた

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大手家電メーカーの冷凍冷蔵庫は例年秋口に新製品が登場します。今年も三菱電機、パナソニック、東芝、日立などから新モデルが発売され、それぞれに個性のある機能を搭載して購入をアピールしてますので、さらっと売り文句と新機能を見ておくことにします。

家庭用電気冷蔵庫って、そう頻繁に買い換えする物件じゃありません。老朽化して壊れた場合は有無を言わさずですが、フツーは電気代や消費税が上がる前とか、引越の機会に新調とか、ボーナス多めだった時に買っとことかで、やはり高額な大型家電ですから、冷えが多少悪くなったくらいでは買い替えしませんよね。

三菱 605L 6ドア冷蔵庫(ロイヤルウッド)MITSUBISHI 置けるスマート大容量 切れちゃう瞬冷凍 MR-JX61Y-RW  東芝 605L 6ドア冷蔵庫(ルーセントアイボリー)TOSHIBA マジック大容量 GR-H610FV-ZC  日立 670L 6ドア冷蔵庫(グラデーションマグノリア)HITACHI 真空チルド R-X6700E-ZV

冷蔵庫って普通10年くらいは使ってる家電ですから、新モデルと省エネ機能のスペックを比較したら性能が全然優れてるのは当たり前。どの機種を選ぼうが、最新型に買い替えるだけで電気代はダンチに節約できます。各社がウリにしてるその他の新機能を見てもちんぷんかんぷんで、結局は置ける大きさと価格の安さで決めちゃうことになりがちに。

しかし買ってしばらく使ってると、庫内は広いけどドリンク類のポケットが足りなかったとか、冷凍室や野菜室の上段トレーが邪魔であまりモノが入らないとか、この室あんまり使わない、とかの不満が発生してくるんですね。家庭によって多く入れるものの傾向が違うので、メーカーの思惑通りには便利じゃなかったりするので厄介なんであります。

今年(2014年)の各社新モデルを見回すと、売りのトレンドになってるのが「食材の鮮度を長持ちさせる機能」のようですね。どのメーカーの冷蔵庫が、わが家の使い方にピッタリなのかを知りたい。そこで特長が顕著に現われる大手4社のハイエンドモデルをピックアップして比較してみることに。

三菱電機 605L 6ドア冷蔵庫 置けるスマート大容量 MR-JX61Y

価格コムなどのレビューで冷蔵庫の口コミ評価が比較的高いメーカーが三菱電機。三菱の最上位モデルは、置けるスマート大容量 切れちゃう瞬冷凍 MR-JX61Y という容量605Lの6ドア冷蔵庫です。

従来機から好評の、食材を均一に凍結させる「切れちゃう瞬冷凍」と、肉や魚を凍らせずに鮮度を保てる「氷点下ストッカー」を搭載し、保存期間をチルド室の倍近いおよそ7日にまで延長してるのがポイントです。氷点下ストッカーの上段には横幅一杯のワイドチルドが設置してあり、この優れた保存機能と棚の配置はかなり便利かと。

また605Lの大容量に対して本体の幅が68.5cmとコンパクトで、狭いキッチンスペースでも有効に利用できるのが魅力。各室の容量は、冷蔵室327L、野菜室114L、瞬冷凍室40L、冷凍室124L。カラーはシルクホワイト、ローズゴールド、ロイヤルウッドがあり、MR-JX61Y の実勢価格は297000円前後から。
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三菱電機 MR-JX61Y
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前面フラットなデザインなのもスッキリしていて美しい。下位モデルに薄型断熱構造を省いた容量525LのMR-JX53Y、容量475LのMR-JX48LYというバリエーションがあります。

パナソニック 608L トップユニット冷蔵庫 NR-F610XPV

パナソニックの上位モデルは鏡面加工されたオニキスミラーガラスドアがおしゃれな容量608Lの NR-F610XPV です。こちらは湿度を適切に保つ「シャキシャキ野菜室」を装備して野菜の鮮度を長持ちさせるのに注力した機能になってます。野菜食重視の家庭にはハマリの冷蔵庫ですね。

本体の横幅は74cmで奥行73.3cm。各室容量は、冷蔵室306L、野菜室126L、新鮮凍結ルーム32L、独立製氷室19L、冷凍室125Lの6ドア。NR-F610XPVの実勢価格は300000円前後から。ミラーガラス非採用の下位モデルも発売されてます。
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パナソニック MR-JX61Y
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パナの冷蔵庫が好評価を得ているポイントは、ドア棚が取り外せて移動できたり、引き出しが100%まで全開できるなど、日常の使い勝手を良くするピリリとした小技が利いていること。いかにも日本製白物家電らしいですが、毎日使う物件だけにこの利便性はかなり快適です。

東芝 605L 6ドア冷蔵庫 マジック大容量 GR-H610FV

東芝の6ドア冷蔵庫は野菜室をセンターに配置してるのが使い勝手の面で好評なんですが、新モデル GR-H610FV は外壁を薄型化して、大容量の605Lをキープしつつ横幅を68.5cmにまでダウンサイジングさせたのが最大の進化でしょうか。

なかでも野菜室は139Lもあり、2Lペットボトルも立てて入る余裕の広さ。冷蔵室から溢れた食材もこちらにストックできるのは便利です。これも常に湿度を95%以上に保って野菜の鮮度が落ちにくい仕様になってます。

また冷凍室も163Lと非常に広く、深さが22cmもあるので冷凍食品を立ててストックができます。大量保存重視なら東芝ですね。GR-H610FV の実勢価格は345000円前後から。容量556L、510L、481Lなどのバリエーションもあり。
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東芝 GR-H610FV
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冷蔵室には静電式タッチオープンドアを採用し、手がふさがっていても腕やヒジなどで容易に開けることができるほか、ドア側に従来より6倍も明るいLED照明を搭載するなど、使い勝手も向上してますね。

日立 670L 6ドア冷蔵庫 真空チルドXシリーズ R-X6700E

日立の冷蔵庫は、真空状態にして肉や魚の鮮度と栄養素を保つ「真空チルド」ルームに加え、LED光源と光触媒で炭酸ガス濃度を通常の約2倍に保って野菜の呼吸を抑える「スリープ野菜スペース」を野菜室下段に搭載。食材の酸化を防いでヘルシーな食材を維持できるのが特長です。

真空チルド R-X6700E は本体幅82.5cm、奥行72.8cm、670Lの大容量。各室の容量は冷蔵室346L(真空チルドルーム25L)、野菜室120L、冷凍室204L。フルフラットボディに電動ドア、電動引き出しなどを装備した最上級モデルで、グラデーションやミラー、シャンパンカラーなどがラインナップするゴージャスな外観に。実勢価格は340000円前後から。
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日立 R-X6700E
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日立冷蔵庫 真空チルドXシリーズは容量670L、620L、565L、517Lの4モデルで展開。ほかに容量475~620Lの6ドアGシリーズ、容量415~501Lの5ドアSシリーズなど多彩なバリエーションがあります。

家電大手各メーカーの2014年新型冷凍冷蔵庫ハイエンド機種の特長はざっとこんな感じです。乱暴に括ってしまえば、食材鮮度重視なら三菱、使い勝手重視ならパナソニック、ストック性能重視なら東芝、ステータス重視なら日立ってとこでいかがでしょう。


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まあ、お気軽な買い物てなわけにはいかない高額大型家電だけに、家庭での使い方に合わせて詳細等念入りにご検討くださいませ。

では今回はこんなところで。

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