家庭用自動製麺機 ヌードルメーカーと我が家の麺職人 その違いは?

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おいしい・ヘルシーなど専門機能に特化した新製品が次々と発売されて売れ筋になってるキッチン家電なんでありますが、またまたフィリップスから「ヌードルメーカー」という家庭用自動製麺機が登場しました。

麺類、特に蕎麦が好物のわたしにとって、コシのある打ち立て生麺が簡単にできるパスタマシンはかなり気になる物件。半年ほど前にラオックスから「我が家の麺職人」というモデルが登場して話題になり、欲しいなと思ってたので、比較できる製品が出たのは朗報。

というわけで、今回はフィリップス ヌードルメーカーとラオックス 我が家の麺職人、製品紹介や使用レビュー、価格コスパなどを当たって、どっちを買うべきかの比較考察であります。

フィリップス 【お家で生麺】 ヌードルメーカー HR2365/01

道具を揃えて家庭で麺打ちするのに凝っている人は多いみたいですが、これらの家庭用自動製麺機が注目されたのは、生地になる粉に圧力をかけて「コネる」作業の機能が搭載されたからなんですね。このコネをしっかりやらないとコシのある美味しい生麺ができないので、家庭では人力で手打ちするしかなかったんですと。

パスタマシンってのは海外ではもともとポピュラーなキッチン家電なんですが、蕎麦をはじめとする日本の麺は、そのコシや食感に関して非常にデリケートかつシビア。今回のフィリップス ヌードルメーカーも中国や台灣で先行発売されてヒットしていた製品に、日本ならではの性能や機能を追加して開発されたモデルなのだとか。

フィリップス ヌードルメーカー HR2365/01

フィリップス ヌードルメーカー HR2365 は、蕎麦、ラーメン、うどん、パスタなど様々な種類の麺が約10分程度で作れる全自動製麺機。下ごしらえした粉や入れると、撹拌や加圧によってコネられた本格的な生麺が前面キャップからニュ〜っと出て来る便利なパスタマシン。生地を寝かせる必要がないぶん早くでき上がるんだそうです。

どういう物件なのかは、使い方紹介動画を観ていただくのが手っ取り早いかと。
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コシのある麺ができるのは、回転する製麺棒の材質・形状と、約720Kgで麺を押し出すパワフルな圧力のおかげ。製麺用キャップは、1.6mm角麺、2.5mm角麺、1.6mm平麺、2.0mm平麺用が付属していて、いろんな種類の麺が打てるようになってます。

ヌードルメーカーには計量カップ(粉用と水用)、クリーニングキット、レシピブック、取扱説明書、製麺キャップ4種が付属して、現在の実勢価格は21000円前後から通販されてます。
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フィリップス ヌードルメーカー HR2365/01
(価格比較:Amazon楽天市場Yahoo!ショッピング

また、アマゾンではフィリップス ヌードルメーカー HR2369-01 という、1.6mm平麺用キャップのかわりに0.8mmシート(板状パスタや餃子の皮などが作れる)が付属した限定モデルも販売されてます。

本体のフタ部分がパープルになってますが、スペックや価格はほぼ同じみたいですね。キャップだけ別売してくれればいいのに、どこか機能が違うんだろか?
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フィリップス ヌードルメーカー HR2369-01(餃子の皮対応・限定モデル)

フィリップス ヌードルメーカーの日本仕様モデルには、麺にコシを出すために製麺棒の回転時とキャップ押し出し時、さらに製麺時のそれぞれに約720kgの圧をかける「3段階押し出し製麺」機構を加えたほか、こね時間の調整機能も追加。さらに製麺キャップとレシピブックは麺の大御所、日清食品と共同開発したものだそう。この徹底ぶりならオランダ家電でも安心でしょう。

Laox(JOYOUNG)我が家の麺職人 JYS-N6

一方、ラオックスなどが輸入販売している 我が家の麺職人は、中国の九陽(JOYOUNG)社が、アジアでヒットしたフィリップス ヌードルメーカーをヒントに開発・販売した製品のもよう。本家よりも先に日本で廉価販売しちゃおうという、まさに中華家電の王道を行くモデルですね(笑)。

こちらも「こね」機能を搭載し、最短18分で製麺が完了する自動製麺機で、長方形、丸穴(大・小)、マカロニタイプの4種類の製麺フランジと、計量カップ(粉用と水用)、クリーニングキット、レシピブックが付属して、実勢価格12000円前後とお安いのが魅力です。
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家庭用製麺機 我が家の麺職人 JYS-N6
(価格比較:Amazon楽天市場Yahoo!ショッピング

先行商品だけにレビューは豊富にあるんですが、どうも評価はイマイチ。特に蕎麦はぷつぷつ切れて上手く打つのが難しいという意見が目立ちました。製麺時間も倍ほどかかるところをみると加える圧力が弱いのかな(加圧力の数値表示はスペックにありません)。フィリップスの海外版モデルを手本にしてるので、コシ重視の日本仕様に特化しきれてないのが原因かも。欧米やアジアの麺類ってコシの強さにあまり拘らないですからね。

thumb_noodlemaker.jpg

というわけで、多少お値段は張りますが御本家フィリップスの日本仕様ヌードルメーカーを買っとくのが正解かと。家庭で生麺打ちまでしたいような人が中華クオリティに納得できるかどうか怪しい。もっともフィリップス ヌードルメーカーも、まだレビューが揃ってない発売直後の現状ではハッキリ評価できないんですが。

▼キッチン家電 最新売れ筋ランキング(楽天市場)

数年前の ホームベーカリーのヒットを皮切りに、ノンフライ調理器デザートメーカーなど、単機能に特化したキッチン家電製品が売れ筋になってるんですが、みなさんのおうちのキッチンって、そんなの買って置くスペースの余裕があるんですかね?...我が家は全然ムリポですわ。

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