家庭用A4インクジェットプリンター2013最新4モデルを比較してみた...

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毎年、秋口の今時分になると、家庭用プリンターメーカー各社が新製品を発売しますね。今年も2014年の年賀状需要を目論んだ新モデルがズラリと登場しました。

家庭用プリンターのブランドといえば、日本ではキヤノン、エプソン、ブラザー、ヒューレットパッカード(HP)の4社がメジャーどころですが、売れ筋となると毎年キヤノンとエプソンが火花を散らすのが恒例です。ここらで4大メーカーの今年のウリと出来映えを比較しておこうかなと。(※2014年モデルは→こちらに追記

Canon インクジェット複合機 PIXUS MG7130 WH
家庭用インクジェットプリンター複合機は、印刷基本性能の進化は5年ぐらい前に来るところまで来た感があり、価格も「もっと高くてもいいんじゃね?」と思うぐらいの低価格になってます。ハード価格を抑えて多売し、消耗品のインクで儲けようという戦略なんでしょうかね。

プリント機能は煮詰まってる製品なんで、この2~3年の新製品を見ても、スマホPCとのワイヤレス連携やコンパクト・省スペース化、給紙の利便性なんかをアピールする改良が主流で、各社とも付加機能の喰い合い状態。ビックリするような革新的モデルは出て来てません。ま、今年の新製品もおおむねそんな感じですわ。

もはや高品位・高画質・前面給紙・自動両面印刷機能は当たり前のうえ、フラッグシップ機でも実勢3万円以下のリーズナブル価格ですから、ここでは各社のA4ハイエンド複合機4モデルをピックアップしてみました。まずはキヤノンから。


・ Canon PIXUS MG7130(ネット連携強化した高画質印刷モデル)

キヤノンのピクサスシリーズ新モデルは、全4機種がWi-Fiのワイヤレス印刷に対応し、新しいPIXUS Printアプリでスマホやタブレットから直接プリントができます。

クラウドサービスにある写真データを本体から指定印刷ができるほか、FacebookやTwitterなどのSNS投稿写真のコメント付プリントを可能にしたのがウリ。その筋の使い方が多い人には嬉しい新機能です。

インクは顔料ブラック込みの6色ハイブリッドインクを採用。印刷解像度も9600ドットと高く、写真の高品位印刷の美しさは、やっぱりキヤノンが一歩リードしてる感ありです。ま、ランニングコストはやや高めになりますが。

Canon PIXUS MG7130のボディカラーはブラック、レッド、ホワイト、ブラウンの4色。通販での実勢価格は24500円前後からです。
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Canon インクジェット複合機 PIXUS MG7130

ただしエプソンやブラザーがA3対応なのに対して、Canon PIXUS MG7130は最大がA4サイズで背面給紙機能もナシ。A3や特殊紙印刷が必要な人は、エプソンかブラザーかなと。


・ EPSON Colorio EP-976A3(A4サイズボディでA3印刷にも対応)

エプソンのカラリオシリーズ複合機は全7モデルのラインナップ。今年のウリは小型プリントエンジンの採用によるボディのコンパクト化と、上位モデルのA3印刷対応です。

ハイエンド機の EPSON Colorio EP-976A3 は、A4クラスのボディサイズながら、A3用紙に対応する背面給紙スロットを搭載。厚手の用紙や大判写真の光沢プリントなどでよく印刷する人は、エプソンのが無難でしょうね。

ネットワーク機能はスマホに連携する Epson iPrint アプリが充実。ワイヤレスでコピー機能を操作したり、Facebook投稿写真の印刷もできます。またスキャナの解像度は4800×4800ドットと、この EP-976A3 がワンランク優れています。
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EPSON インクジェット複合機 Colorio EP-976A3

EPSON Colorio EP-976A3のボディカラーはホワイト。実勢価格29000円前後から通販中です。


・ BROTHER PRIVIO NEO DCP-J4215N(高速印刷&A3対応の高コスパ機)

ブラザーのプリビオシリーズは、独自の大型ヘッドを採用し、A4カラーで18枚/分という印刷速度の速さが魅力。

ブラザーのプリビオは昨年モデルから、用紙を横に送ることでボディ奥行をスリム化したうえA3用紙の背面手差し印刷に対応してましたが、今年のモデルでもコンセプトを踏襲。さらにネットワーク機能が大幅に強化されてます。

プリビオのインクカートリッジは、顔料系の黒と染料系のカラーインクの4色独立インクを採用。4色インクだしモノクロのみの印刷もできるので、コストパフォーマンスが魅力です。給紙トレイはA4で150枚の大容量。画質よりもコストとスピード、実用性重視の人はコレかもですね。

BROTHER PRIVIO NEO DCP-J4215N のボディカラーはブラックとホワイトの2色。通販での実勢価格は21300円前後から。
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BROTHER PRIVIO NEO DCP-J4215N(白/黒)

またブラザーのブリビオには低価格モデルのBASICシリーズもあります。
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BROTHERインクジェット複合機 PRIVIO BASIC


・日本HP ENVY121(高さ10cmの薄さと原稿上向きスキャンが便利)

日本ヒューレット・パッカードの新モデル、HP ENVY121 の目玉は、棚置きでの天地を取らない高さ約10cmのボディと、天面をクリアガラスにしたシースルースキャン機構ですね。

原稿をスキャンするとき、下向きに置いてフタを閉めるのが普通ですが、スキャンした画像が曲がったり画面から外れてしまったりして何度もやり直しになるのがイラッときます。

このHP ENVY121 は、スキャン原稿を上向きにセットでき、ガラス天面を通してズレを目で確認できるので曲がりがナシ。スキャン作業の多い人には便利ですよ。

また、タッチパネルのサイズが4.33インチとスマホ級の大きさなので、非常に操作しやすいのもマル。スマホ連携Wi-Fiネットワーク機能も充実しているので、WEBサイトの印刷なんかもダイレクトにOK。

インクカートリッジは、4色独立インク(顔料系の黒とカラーインクの2種)を採用。モノクロ一色印刷もできるのでコスパ良しです。

日本HP ENVY121 のボディはブラックで実勢価格は23000円前後から通販中。
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HP ENVY121 A4カラー複合機 CZ025C#ABJ

というわけで、2013年秋発売のA4家庭用インクジェットプリンター複合機、各メーカーの上位モデルをおおまかに比較してみました。

印刷頻度や写真・書類などの用途、設置する棚の高さ、スペース背面の余裕、インクコストなどを考慮すれば、おのずと最適のモデルが決定してくると思いますよ。


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記載の実勢価格は変動する場合があります。それから毎回ですが後半になるに連れて記述がぞんざいになりがちなのもご容赦を。

つうことで最新プリンターの比較はこのへんで。

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